Acireale

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アチレアーレは、タオルミーナから南に40㎞ほど行ったところにある。先史時代に流れたであろうエトナ山の溶岩の上にある海沿いの町だ。人口約57,000人の町は、現在はカターニアのベッドタウン的な位置づけだが、町の中心には壮麗なバロック様式の教会や宮殿が数多く残り、世界遺産後期バロック様式の町の8つに入らなかったのが不思議なくらいである。広々としたドゥオーモ広場など、立派な教会や宮殿に取り囲まれていて、とても絵になる。
さて、バロックもさながら、この町で最も有名なのは毎年2月頃行われるカーニバルである。アチレアーレのカーニバルは、イタリアの4大カーニバルの一つに数えられており、シチリア、いや南イタリアで最も盛大である。他の町でも見かける青森のねぶたのような紙で出来た巨大な山車の他に、世界で唯一ここだけと言われる生花の山車が作られる。カーネーションやガーベラ等色鮮やかな花で全身を覆われた山車だ。それぞれ8台ぐらいづつ作られ、日替わりで町の中心をダンサーや楽隊達と一緒にパレードする。カーニバルの期間中の最後の日曜日と最終日には、紙と生花の両方の山車がパレードし、それは賑やかだ。

シチリア中から観光客がやってくるだけでなく、イタリア本土からも見学にやって来る。カーニバルを出来るだけ楽しもうと、大人も仮面や道化師の帽子をかぶったりするが、何よりも目を引くのは仮装した子供たち。王子様やお姫様、アニメのキャラクター、小さい子は動物などに仮装していて、実にかわいらしい。よく山車の前で、記念写真を取っている。仮装したこれらの子供たちを見るのも、カーニバルの楽しみの一つだ。

なお、カーニバルの時期にアチレアーレの町に入ると紙吹雪が地面にたくさん落ちているのだが、これは紙吹雪やスプレーが道端で売られていて、それを買って友達や道行く人にかけたりして、楽しんだ痕跡である。見学に行くと、必ず紙吹雪かけられるので、払いやすい格好でいくことをお勧めする。

 

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